今週のお題「下書き供養」
ある本で読んだが、好き/嫌い以外の評価軸を作るのが大事だとのこと。
子供は好き/嫌いしか対象を見ようとはしないが、育っていく過程でより複雑な価値評価を得られるようになるとか何とか。
好き/嫌いという評価軸は一般に主観的と言われ、
快苦という最もプリミティヴな形態である。
このプリミティヴな感覚を超え出て、評価軸を作ると言ったとき、
それはどういった事態が起きるのか。
まず考えられるのは価値観の変化だろう。
好き/嫌いの評価軸とは異なる感性を身につけるということは、
つまりは感受性を豊かにすることだろう。
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下書き状態で一年以上放置してましたが
見事に中身がありませんね。
評価軸を増やせと。
まあそりゃそうだわな、っていう。
まあでもこれは
最近、同業者がかかずらっている
「人文社会学をいかにアピールするか」という問題にもつながっていて
当然、「役に立つ」「有益である」というアピールをすると予算がおりやすいという事情もあるんでしょうが、
他にもエンターテイメントとして「楽しませる」とか「美的価値がある」といったアピールもできるでしょうし、
あるいは道徳的に価値をもたらす、宗教的に価値をもたらす、みたいな
そういう価値観からアピールすることができるでしょうね。
書きながらキルケゴールが頭によぎったので読みます。