たのしい週末

コロナ感染者が増えている中

私は無謀にも街に繰り出す

 

とある古本屋に行って

目的のものを探すも見つからず

 

きっとよりふさわしい人の手に

もらわれていったのだろう

 

私も蔵書があまりに多くなってきているので

しかも読まない本となるとよりふさわしい者の手に渡ったほうがいいのでは と

そう思うようになってきたわけだ

 

もちろん書物コレクターとして

集めまくるのもまた一興だろうが

学問は一人でやるものではなく

共同的な営みであるからし

知の独占などせず よりふさわしい者に

相応しい知識が手に入るように

そんなことを考えながら

本を古本屋に持っていかなければならぬと

思う次第である

 

 

とある魔術の禁書目録のインデックスみたいに

完全記憶能力があれば ひじょうにラクなんだろうが

レベル0の凡人な私には無理な芸当だろう

 

まあ時代を考えれば 外部記憶に頼って

本を電子化して保存しておく手もあるが

いかんせん面倒であるし

外部機器に記憶したこと自体を忘れてしまうこともあるがために

目に見える形で置いておきたいと言う気持ちも捨てがたく

 

 

そんなことを毎日考えながら

本と付き合っているのだね

 

 

本 本 本 本 本