きらめく世界が僕たちを救う:関野哲也さんの著書を読んで

ご無沙汰スフィンクスさんです。

本日は、僕の尊敬するX(現Twitter)哲学者の

関野哲也さんによる著書についてブログが書きたいと思って筆を取りました。

関野さんの問題意識としては

宗教に関心があるということで

キリスト教大学を出た私としては

大変親近感が持てました。

 

それに、私自身数年前に大切な人を亡くしてしまい

失意に陥っていて、まさに「絶望」に陥っていたときに

シモーヌ・ヴェイユに救われたという経験もあって

そこでも親近感が持てました。

 

私も大学院博士課程を修了し博士号を取得しましたが、

いわゆるアカデミアの道には進んでおりません。

狭義のアカデミアということでアカデミックポストを持ってはいないのですが

大学教員とか学術論文を書くとかそういったこととは

また「別の仕方で」哲学をするという生き方があるものだなあと

見事に感心させられました。

 

また、池田晶子氏に憧れるということで

私も哲学に入門したのがまさに池田晶子さんの

『14歳からの哲学』

だったので

第二の池田晶子として関野さんの文章に

今後も触れられる機会があればなあと思っております。

編集者さんがんばってください。

関野さんの文章をもっと広く

特に思春期で悩み多き中高生に届けられるように

なってほしいものです。