おうち時間2021 〜読書しろのGW〜

今週のお題「おうち時間2021」

 

ゴールデンウィークももう折り返し地点にきましたね

昨日から休みの人はまだ半分以上残ってるって感じかもしれませんが

 

まあ家にいなきゃだし 本を読もうね

スフィさんが今読んでる、読もうとしてる本を紹介するね

真似して読まなくてもいいから好きに読書するんだよ

 

 

正義論

正義論

 

こういう連休だからこそ読もうという気になる分厚い本

今年は出版50周年記念だから読むことにしてみました

今日は「不寛容派に対する寛容」を読んでました。

 

 

 知り合いに聞かれて、名と対象の話が気になり始めてきたので勉強することに。

 ウィトゲンシュタイン論理哲学論考』も出版後100周年になりますね。

 

 

自然の哲学史 (講談社選書メチエ)

自然の哲学史 (講談社選書メチエ)

  • 作者:米虫 正巳
  • 発売日: 2021/03/11
  • メディア: 単行本
 

自然の哲学史デリダも取り上げられているのが興味深いです。 

 

 

保守思想とは何だろうか ――保守的自由主義の系譜 (筑摩選書)

保守思想とは何だろうか ――保守的自由主義の系譜 (筑摩選書)

  • 作者:隆夫, 桂木
  • 発売日: 2020/12/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 保守思想

 

 

現代民主主義 思想と歴史 (講談社選書メチエ)

現代民主主義 思想と歴史 (講談社選書メチエ)

  • 作者:権左 武志
  • 発売日: 2020/12/11
  • メディア: 単行本
 

 民主主義

 

 

不道徳な見えざる手

不道徳な見えざる手

 

山形浩生先生が訳されている経済系の本を片っぱしから

 

 

 Twitterで話題の著名人もインタビューされてて興味深かったです。

村山由佳さんの『ダブルファンタジー』『ミルク・アンド・ハニー』を読んでみようという気になりました。

 

ダブル・ファンタジー(上)

ダブル・ファンタジー(上)

 
ダブル・ファンタジー(下)

ダブル・ファンタジー(下)

 
ミルク・アンド・ハニー (文春文庫)

ミルク・アンド・ハニー (文春文庫)

 

 

 

「男の寝取られ」 の心理についてもちょっと触れてあって興味があって借りました。

本丸は女性のオルガスムについてです

 

はらわたが煮えくりかえる: 情動の身体知覚説
 

情動関係で読んでみようかなと思いまして。情動の哲学に入門します。 

 

 

怒りの人類史

怒りの人類史

 

 怒りというのは私も某所で主題としたのですが、新しい本ですね。

アンガーマネージメント理解の一環として読んでみます。

 

モチベーション。心理学では一定の流行になっていそうなところで。 

 

 

などなど

以上がGW中に関心の赴くままに借りてみた本ですが、全部読める気はしないですねえ。

それでも本に囲まれてて幸せな気分と、積読本から出るとされている波動でちょっとは賢くならないかと思いながら生活するばかりです笑

GWだがブログががんばれてない

表題通りですが

いかんせんなかなか忙しく

ブログネタが集められんので

ゴールデンウィーク中はブログを書くための

ネタ集めが主ですね

 

たくさん本を読みます

スフィンクスさんは大人なので

酒かセックスのことしか考えてませんが

教養をつけるために来るヴォルフ読書会に向けて

ラテン語を読みます

キケロウェルギリウスを読みますね

 

GW中ネタが溜まったら何か書きますね

よい連休を!

20代で読まないと人間をやめられない本 下書き供養シリーズ④

今週のお題「下書き供養」

 

今週のお題「もしもの備え」

 

以前、10代のうちに読んで拗らせておくべき本を紹介しました。

sphinxthanrhapsody.hatenablog.com

いずれも10代のうちに読まないとしんどい本ですね。

20代、30代と、歳を取ってくるとダメです。

体力的にもしがらみ的にも、読めなくなってきます。

ですが、これらの本を10代で読んでる人、いや、読んでない人も、

20代で人間を辞めたいと思ったら、20代のうちに読んでおくべき本というものがあります。

 

10代で恋愛やバンド、野球などで青春を過ごしたら、20代では仕事に就いて働いて、結婚を考える人は考えて、そろそろ身を立てたいと、真人間の生活がしたいと、思い始める頃ですよね。

 

 いいんです。人生そんなもんでいいんです。ですが、私のブログを好んで涎を垂らしながら読むような層であれば、ある程度は人間をやめたいと思っているか、あるいはもうすでにいくらか人間を捨てていると思います。

20代のうちに人間をやめられていれば、30代、40代、怖いものはありません。あとは吸血鬼にでも改造人間にでもなんでもなればいい。

そんな人たちに今回、私なりに書物を指南しようと思いますね。さあ、人間をやめましょう。そして、高らかに、「さらば、人類!」

 

 

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別のお題で書こうとして、しかも読むべき10冊とかが流行った時期に

変な本を薦めようと思って書いた記事ですが、

最近はあんまりトンデモ本を読まないと言いますか、

大槻ケンヂの言うところの脳の中の「ムー部分」が縮小してしまっているので

トンデモ本を紹介できませんでしたね。

ただ学部の頃貪るように読んでいた世に言うトンデモ本って

ちゃんと勉強してる人からすれば薄っぺらいものが多いんですよね。

ああ、やっぱりそんな結論に行っちゃう?みたいな。

だから、皆さんには精神を研ぎ澄ませて「本物の」ヤバい本を見つけて欲しいですね。

きのこたけのこにわとりたまご 下書き供養シリーズ③

今週のお題「下書き供養」

 

ただ、きのこたけのこ にわとりたまごを一括にできる可能性は一つある

それは 中華スープに することである

 

しいたけ、たけのこ、鶏肉、たまごが入った中華スープですよ

 

想像してごらんなさいよ

おいしそうでしょう?

 

みんな仲良くすればいい

それが結論です

 

 

 

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きのこたけのこ論争、鶏卵問題に一石を投じようとした記事ですね。

中華スープが飲みたいだけですね。

今度作るかな。

加藤典洋『人類が永遠に続くのではないとしたら』序を読む 下書き供養シリーズ②

今週のお題「下書き供養」

 

先日、亡くなられた加藤典洋さんのご著作ですが、

『人類が永遠に続くのではないとしたら』を読書して、つらつらと箇条書き的に雑感を述べていこうと思います。いつまで続くかわかりませんシリーズですが、まあやってみます。

www.shinchosha.co.jp

 

序 モンスターと穴ぼこ

 

・未来の空白が見えてきた話

柄谷行人は1989年ベルリンの壁崩壊とともに共産主義思想を担っていた体制が事実上消えた時、「逆説的に彼らに依存していたこと」に気づいて未来の構想を始めた話がある。

 

・無-責任の世界

著者は、福島第一原発事故を機に現れた道の事態を、「とることのできない」規模の「責任」が私たちの前に現れたと取る。

過失と責任の一対一対応の関節が外れている:人は何かを犯したとき、それに「見合う」代償=負債を「弁済」する。これを人は「代価を支払った」=「責任をとった」と見なす。これがないと社会の紐帯が緩み、ほつれてしまう。

では、過失と責任の関節が外れればどうなるか。 

 

 

 

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途中まで書きかけましたが、

正直書評というジャンルに興味を持ってなかったので

途中で投げ出したというのがあります。

あと加藤典洋も先生づてに知ってたというだけで

読んだ方がいいのかなあという緩い義務感で読んで書いたものですが、

琴線に触れてないのがよくわかりますね。

好き/嫌いとは異なる評価軸をたくさん作ること 下書き供養シリーズ①

今週のお題「下書き供養」

 

ある本で読んだが、好き/嫌い以外の評価軸を作るのが大事だとのこと。

子供は好き/嫌いしか対象を見ようとはしないが、育っていく過程でより複雑な価値評価を得られるようになるとか何とか。

 

好き/嫌いという評価軸は一般に主観的と言われ、

快苦という最もプリミティヴな形態である。

このプリミティヴな感覚を超え出て、評価軸を作ると言ったとき、

それはどういった事態が起きるのか。

 

まず考えられるのは価値観の変化だろう。

 

 

 

好き/嫌いの評価軸とは異なる感性を身につけるということは、

つまりは感受性を豊かにすることだろう。

 

 

 

 

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下書き状態で一年以上放置してましたが

見事に中身がありませんね。

評価軸を増やせと。

まあそりゃそうだわな、っていう。

 

まあでもこれは

最近、同業者がかかずらっている

「人文社会学をいかにアピールするか」という問題にもつながっていて

当然、「役に立つ」「有益である」というアピールをすると予算がおりやすいという事情もあるんでしょうが、

他にもエンターテイメントとして「楽しませる」とか「美的価値がある」といったアピールもできるでしょうし、

あるいは道徳的に価値をもたらす、宗教的に価値をもたらす、みたいな

そういう価値観からアピールすることができるでしょうね。

書きながらキルケゴールが頭によぎったので読みます。

春といえば卒業ソングだが

留年ソングがないのが解せないね

 

留年だって春の醍醐味でしょうが

 

 

 

春は別れの季節でもある

 

秋の場合のそれとはまた違う

 

制度的に別れを余儀なくされるのだ

 

ある意味儀礼的に別れを経験させられる

 

だが人生には別れはつきもの

 

別れに慣れておくことで

 

常に別れの準備をしておくということだろうか

 

 

 

それでも別れというものは寂しいものだ

 

 

それが永遠の別れなら尚更...